「器用貧乏」は罪なのか!?
ソツなくガンバってきたのに戦力外通告!!
勇者パーティに所属しているオルンは、ある日突然
パーティリーダーから告げられる。
「実力不足だからパーティを抜けろ」
と。
さらに、他の仲間からは「器用貧乏」と罵られるオルン。
確かに、全てが平均的で突出した能力はない。
だが、ソツなく器用にこなしていたし、何より皆には
一番尽くしていたはずなのに…!?
失意のオルンは、ソロでの活動を開始する。
しかしその胸には、究極の「器用貧乏」ーー “万能者”になる野心が秘められていた。