余命7日、最後に幸せをくれた神様は“死神”でした。
「お前7日後に死ぬぜ」
難病を抱える少女の前に現れたのは死神だった。
いつも通り泣き叫び命乞いされるのを期待した死神に――
「教えに来てくれたの? 優しいね」
少女はただただそう微笑む。
(死神の俺に笑う奴なんているか…?)
これは、初めて存在を肯定された死神と、
誰からも存在を肯定されてこなかった少女による
――死んでも離れない“愛”の物語。
The reaper loves seeing the cries of humans before swinging down his scythe to reap their souls. He lives for the hunt of humans souls before their passing. Yet one night, he encounters a dying girl with flowers blooming in her room looking back at him with a smile.